Quality Culture 醸成活動
当社におけるQuality Culture醸成活動
Quality Culture※(以下、QC) が醸成されることにより、レベルの高い品質保証活動が実現し、患者さんに信頼していただける医薬品の製造や、医薬品の安定供給が実現すると考えています。
QC醸成活動は、以下に示すようなPDCAサイクルを回し、責任役員への報告、その指示を受けながら、活動レベルをスパイラルアップさせています。
このPDCAサイクルに沿って、当社のQC醸成活動をご紹介します。
※Quality Culture:品質に関し、組織の中で自然に共有され、個人の行動に影響する意識や価値観
マスタープラン
前年度の活動における改善点やマネジメントレビューでの責任役員からのフィードバックを踏まえ、年度始めにQC醸成に関する活動計画を定めた、マスタープランを制定しています。
QC醸成
QC醸成では、法的要件の内容(Know What)だけでなく、本質となる背景(Know Why)までを従業員自ら考えることができることを目指した活動を企画・実施しています。
このような深い洞察を得た一人一人の行動の積み重ねが、品質向上、ひいては患者さんへの貢献(当社の行動指針「Think Global, Act Locally」の実践)につながっていきます。
ラウンドテーブル会議
コミュニケーションの活発な職場を実現するためには、気楽にまじめな話ができる場が必要です。このような観点で、当社ではラウンドテーブル会議※を毎年開催しています。
※ラウンドテーブル会議:異なる部署や階層の方がチームを組んで、フラットに意見交換し、課題抽出や解決策を検討するグループワーク活動のこと。
研修会
品質に関係する従業員を対象に、査察での指摘事例の研究やロジカルシンキングの習得について勉強会を開催しています。
また、外部講師をお招きして、責任役員並びに品質、製造及び研究開発に従事する従業員に対して、品質の重要性やQC醸成に関するテーマを講演していただいています。
グループワークの様子
外部講師による講演
QC醸成度評価
QC醸成度(浸透度)を評価する目的で毎年アンケートしています。
振り返り
年度おわりに、マスタープランに基づく活動の振り返りを行います。当社が強化すべきQC領域や個々の活動の改善点を明らかにし、次年度のマスタープランへ反映させることによって、QC醸成活動を継続的に改善しています。
マネジメントレビュー
年度毎の活動の振り返りは、責任役員に報告され、その指示事項は次年度の活動に反映されています。