第4回 体調不良のお悩みに。 体内時計を探る!
監修
東海大学医学部 抗加齢ドック 教授
慶應義塾大学大学院
政策・メディア研究科 特任教授
久保 明 先生
なるほど、なるべく同じ時間に同じ行動をすると、そのリズムが時計遺伝子によい刺激になって体内時計が調整しやすいわけね。
じゃあ、おやつは3時にとればいいのね?
昼食を同じ時間にとるのはオススメだけど、おやつを習慣にするのはNG。太るだけだよ。
たまに気分転換として、糖質の少ないナッツ類をとるくらいはいいけどね。
体内時計をうまく働かせる午後の過ごし方
- 正午~午後1時までに昼食を
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昼食が遅くなると、夕食も遅くなり、体内時計のズレにつながる。
また、よくかんで食べると、セロトニンの分泌がよくなるので、一口食べたら20~30回かむのを目標に。 - 15分くらいの昼寝を
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午後2~3時頃に眠くなったら、15~20分くらい昼寝をしたほうが、そのあと効率よく活動できる。
ただし、30分以上の昼寝は、体内時計のズレをまねくので要注意。 - 筋トレするなら午後5時~6時に
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筋トレなどの少しきつい運動は、運動能力が高まる夕方にするとよい。
筋トレで分泌される成長ホルモンは、筋肉の修復やエネルギー代謝、細胞の新陳代謝などに必要なホルモン。
