ジェネリック医薬品と高額療養費制度について
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❷医療機関で処方される医薬品には、先発医薬品(新薬)と、後発医薬品(ジェネリック医薬品)があります。ジェネリック医薬品は、先発医薬品の特許期間が終わった後に新薬と同等の医薬品として開発・製造される医薬品の総称です。 ジェネリック医薬品は、新薬に比べ開発費用が少なくてすむため、原則として新薬の5割の薬価と決められており、安価での提供が可能になります。 公的医療保険では、70歳以下の患者様の自己負担は3割となっていますが、さらに、所得に応じ自己負担額を軽減できる「高額療養費制度」があります。 本冊子では、「高額療養費制度」のしくみと、新薬とジェネリック医薬品を処方した場合の医療費の差額を簡潔に、ご案内させて頂きます。全ての患者様の負担軽減に少しでもお役に立てれば幸いです。はじめに
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