

医療機関で処方される医薬品には、先発医薬品(新薬)と、後発医薬品(ジェネリック医薬品)があります。ジェネリック医薬品は、先発医薬品の特許期間が終わった後に新薬と同等の医薬品として開発・製造される医薬品の総称です。
ジェネリックとは、一般名を指す英語の「ジェネリックネーム(generic name)」に由来することばで、欧米では薬を、その薬の有効成分を指すジェネリックネームで処方されることを受け、日本でも後発医薬品を「ジェネリック」と呼ぶようになったとされています。
20~25年におよぶ独占的な製造・販売期間が終わった新薬は、安全性、有効性が確立した医薬品です。ジェネリック医薬品は、新薬の有効成分、製法を元に開発され、新薬との同等性を確認する試験(生物学的同等性試験)に適合してから製造が許可される医薬品です。ですから、安全性、有効性も新薬と同等と考えられています。

ジェネリック医薬品も、新薬と同様に薬事法に基づいて開発・製造されますが、新たに開発するのと比べると開発部分が少なくてすむためローコスト化が可能です。そのため、ジェネリック医薬品の薬価は、特許期間が終わって初めて発売される場合は、原則として新薬の7割と決められるなど、できるだけ安価になるよう定められています。

| 新薬の薬価が1,000円の場合 | |
|---|---|
| 新薬 | 1,000円 |
|
新たに発売されるジェネリック医薬品 ※原則として新薬の7割 |
700円※ |
|
2番目~19番目に発売されるジェネリック医薬品 ※既に発売済みのジェネリック医薬品の薬価が価格改定で下がればそれと同価格 |
700円以下※ |
|
20番目以降に発売されるジェネリック医薬品 ※一番安いジェネリック医薬品の9割 |
630円※ |

2008年4月に処方箋の様式が変わり、「ジェネリック医薬品への変更不可」の欄に医師のサインがなければ、薬剤師と相談のうえ、自由にジェネリック医薬品を選べるようになりました。また、日本ジェネリック研究会で配布している「ジェネリック医薬品お願いカード」などを提示して医師に直接相談することもできます。
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